WAM運動会 1

今日は第1回WAM運動会
ちさと「それでは、只今より第1回WAM運動会を行ないっ・・!!」
ちさとが開会宣言を言い終わるところでちさとの足元が開き穴に落ちていくちさと
ちさと「きゃ〜!!」
穴の中には肩の高さまで茶色い泥が入っている
ドボン!!
しばらくして穴からちさとが出てきたが先ほどまでの白い体操服と紺色ブルマの元の色が判らないほど全身茶色い泥で染まっている
ちさと「聞いてないよ〜」
ともよ「おほほほ、生徒会長、まだ言わなくちゃいけないことがありますわよ」
ちさとにメモを渡すともよ
ちさと「え〜と、今回の運動会は全ての競技にWAMの要素が含まれています。水、ローション、粉、泥、パイなどいろいろ用意してあります。そして各競技の 最下位の人には罰ゲームもあります。みなさん頑張ってくださっ・・!!」
また、ちさとの下の穴が開く
ちさと「やだぁ〜」
ドボン!!
今度は頭から落ちたようで、上から下まで泥まみれである。もう誰なのかわからない
ともよ「おほほほ、みなさん頑張ってくださいね」
笑顔で言うともよ
ちさと「も〜いや〜!!」
第1種目はびしょ濡れ50m走
ともよ「ルールを説明いたします。50mを走っていただきますが、コースの途中にドラム缶が吊され、それから紐がついています。その紐を引っ張ってから先 にいってください。」
ちはる「ドラム缶ってな〜に〜?」
さくら「びしょ濡れっていうのも気になるね」
りか「たぶん文字通りなんじゃない」
ちはる「なおこちゃん、頑張れ〜」
スタート位置に着くなおこ、その他にも3人スタート位置に着くがみんな服装はバラバラである。今回の運動会は体操服、コスプレ、私服は自分の持っている中 でもかわいい物を選ぶとのルールがあるためである
ちなみになおこは夏服のセーラー服を着ている
競技員「位置に着いて、用意・・・パンっ!!」
ピストルの合図で一斉にスタートする
なおこ「これを引っ張るの?ヨイショ!」
紐を引っ張るなおこ、するとドラム缶がひっくり返り中に入っていた大量の水を頭からかぶった
なおこ「・・・まぁ予想してたけどね」
再び走りだすなおこ、他の人もびしょ濡れで服が肌に張り付いていたり服が透けてブラが見えている人もいるそれを何回も繰り返し残りはゴール前の一つになっ た
なおこ「これで最後ね、ヨイショ!」
ひっくり返るドラム缶すると中から黒い液体が出てきた
なおこ「なに〜!」
大量の墨汁をかぶりセーラー服は真っ黒になり顔や口の中も真っ黒になったなおこ
なおこ「水だけじゃないの〜!!」
真っ黒になりながらもゴールするなおこ順位は3位だった
なおこ「最下位にならなくて良かった」
ともよ「それでは最下位の人には罰ゲームをしていだきます」
最下位になったのは体操服で紺色ブルマのかわいい女の子である、無理やりイスに座らされる
ともよ「それではお願いします」
ともよの合図で周りからホースで水をかけられ大変惨めな姿になっている。最後に墨汁をドラム缶2杯分かけられる
体操服の女の子「もう!!」
すごく悔しそうな体操服の女の子、全身真っ黒だがホースからの放水でブルマがズレてはみパンしているパンツは白のようだ
なおこ「最下位にならなくて本当に良かった」
第2種目は飴食い競争
ともよ「みなさん頑張ってください」
さくら「飴食い競争って?」
りか「粉の中の飴を手を使わずに取るやつよね」
ちはる「そうそう、みんな顔が真っ白になっちゃうんだよね」
さくら「でもそれだと普通の運動会でもあるよ」
ともよ「ルールを説明いたします。50mのコースの途中にある粉の中から飴玉を手を使わずに探してください。」
りか「本当に普通の運動会みたい・・・」
なおこ「りかちゃん頑張ってね〜」
さくら「なおこちゃん墨汁臭いよ」
なおこ「頭からかぶったからね」
りか「さて、頑張るかな」
りかは学校指定のスクール水着姿である
競技員「位置に着いて用意・・・パン!!」
ピストルの合図で一斉にスタートする
りか「この中ね」
覚悟を決めてゆっくり粉に顔を近づけるりか
りか「ふぅ〜ケホッ」
息を吹きかけ粉をよけるりか粉が舞って少しむせる
りか「なかなか見つからないな〜・・・!!」
体操服姿の女の子がりかの後頭部を手で抑えたかと思うとそのまま顔を粉に押し付ける
りか「うぅ〜ん」
りかが顔を上げるとその顔は粉まみれで真っ白になった、前髪にも粉がたくさんかかっている
ともよ「息を吹きかけるのはルール違反になります。」
りか「初めて聞いたよ〜」
他の人たちも粉に顔を押し付けられていた、どうやらみんな息を吹きかけたらしい
りか「あった!早くゴールしなきゃ」
急いでゴールに向かうりか
りか「何これ?」
ゴール手前には平均台がありその下は粉のプールになっている
りか「ここを渡るのね」
ゆっくり平均台を歩くがいきなり突風が吹きバランスを崩すりか
りか「キャーッ」
ボフン!
頭から粉に落ちるりか、粉が舞って姿が見えない
りか「ケホッ」
姿が見えると全身真っ白の粉まみれの女の子がいた、スクール水着は前面が真っ白だか背中やおしりの部分は元の紺色を残している
ともよ「おほほほ、それでは最下位はりかちゃんですね」
りか「えっ!うそっ!!」
他の人たちはゴールで服についた粉を払っている
ともよ「それでは罰ゲームをお願いします」
電話ボックスのような中に入れられるりか
りか「何がはじまるの?」
電話ボックスには至る所に穴が空いているその穴に消火器のような物を差し込む体操服姿の女の子たち
ともよ「罰ゲーム、スタート!」
ともよの合図で消火器から大量の粉が出ている、全て出し終わると電話ボックスの中は真っ白で何も見えない
りか「ケホッケホッ!」
しばらくするとそこには全身粉まみれのりかの姿があった
りか「最悪だよ〜」

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