館内放送で、今日の集合は乾いた服でくることが伝えられた。沙樹、美穂、薫里、麗の4人はジャージに着替え、集合した。

集合場所に着くと、プールに入るように指示された。プールと言ってもただのプールではない。水の代わりにローションで作られた、ヌルヌルローションプールだ。4人は潜らされて全身ローションまみれになり(顔だけはタオルで拭いた)、ヌルヌルと転びそうになりながら集合した。
「今日は人間ボウリングです。二人一組になり、それぞれ5回、自分が玉になって滑り込んでこちらの10本のピンを倒して下さい。ただし、たおしても、その先のローションプールに落下しなければ得点になりません。2人の合計点がもっとも高い人が優勝です。」
床にはローションが敷かれ、生徒は全員立っていることができなかった。沙樹は麗に指名されて麗と組み、美穂と薫里で組んだ。
美穂と麗はローションがたっぷり汲まれたヘルメットをかぶり前が見えなくなった。沙樹は麗に、薫里は美穂に指示しながら、滑り込む位置を決めさせた。そして勢いよく滑り込んだ。麗は狙いがはずれて2本、美穂は8本倒し、それぞれ同時にプールに落ちた。ローションは先ほどよりも粘度を増してあり、水面から30°方向に沈んだ。1分ほどかけてプールでの体制を整え、梯子から順番に上がった。ネバネバと糸状のローションが2人の体から滴り落ちた。
美穂「ぷわぁ、重いね」
麗「ヌルヌル・・・やばい、めっちゃ興奮する、」

ほかの生徒たちもネットリとしていた。立って歩くと滑って転ぶので、ほふく前進で進む人もいた。
次は沙樹と薫里だった。先ほどの通りローションのたっぷり入ったヘルメットをかぶり、美穂と麗の指示で2人は飛び出した。薫里は10本、沙樹は7本倒し、2人は顔からローションにつっこんだ。しかも2人は口を開けたまま入ったため、口の中までヌルヌルだった。顔を出したときには鼻から耳からローションが流れた。2人はプールから上がると舌を使って丁寧に口の中のローションを吐き出した。そして2人で顔を見合わせ、全身ネバネバの格好を見て互いに笑い、少し体を触りあったりしてふざけていた。
薫里「ヌルヌルらー。」沙樹「れとれとしてきぉちいい・・・」

互いに3回ずつやった後、着替えタイムがとられた。シャワーで丁寧にローションを洗い流し、沙樹はゴスロリ、美穂はメイド服(美穂は服飾関係の仕事を目指しているため、沙樹と美穂の服は美穂自作の服)で、薫里は白でLOVEと大きくプリントされた黒の長袖シャツにタイトなデニムをはいていた。麗は今通っている学校のブレザー冬制服だった。もちろん、きちんとリボンもつけて。
薫里がローションまみれでもビッタリ張り付いてテカテカ光る以外にそれほど変わりなかったのに対し、あとの3人はものすごい格好だった。まず沙樹のゴスロリはフリルの一つ一つからネバネバとローションが垂れていた。美穂のふわりとしたスカートは足にベトッと張り付き、フリルのついたカチューシャもペトリと髪に張り付いていた。麗の下のシャツは完全に透け、胸の谷間が露わになっていた。ブレザーを着ていたから乳首は見えなかったが、そのブレザーも体にビタリと張り付いて、袖口からニュルニュルと液体がこぼれていた。麗は明日にはそれを学校に着ていくというのにそのような見窄らしい格好にしたことにかなり興奮していた。もしローションがとれなかったらそのまま行かなければならない。それが麗の最大の興奮だった。
沙樹と薫里はまたローションヘルメットをかぶりピンへダイブした。沙樹、薫里ともに10本倒し、またローションプールの中へ。プールの中でヘルメットをとり、プールから上がってもう一度ローションを汲んだヘルメットをかぶり、今度はタオルを使わずに目を開けて順番を待った。
沙樹「前が見えない・・・」
薫里「視界がぼやける〜」

全員競技が終わった頃にはとっくにタオルは使い物にならなかった。結果の集計が終わるまで全員ローションで遊びまくった。優勝した組はいつもどおり掃除ナシだったが、最下位の沙樹と麗は椅子に座らされて縄で縛られ、全員からバケツ1杯ずつローションを浴びせられる罰をされた。先生も含め30杯ものローションをかけられ、無残な姿になっていた。最後に縄を解かれたと思ったら、椅子ごとプールサイドに運ばれ、蹴落とされて終わった。残った二人は椅子を引き上げ、ヘルメットをすべて洗った。沙樹は麗に明日着る学校の制服を着てくるように言われ、着替えに行った。その間に麗はプールサイドに出たローションをプールに戻した。
沙樹が着替えて戻ってくると、時間をかけて丁寧にローションを塗られた。麗は塗りながらこんなことを言った
「うちらは運命共同体やで。明日はこのローションまみれの制服で学校行こうな?」
全身に塗り終わると抱き合ってローションプールに落下した。


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