飲み過ぎた〜。
今日は高校の同窓会に行ってきた。相変わらずの人から、驚くほど見違えた人までいた。逆に私が結婚してたのに驚いてたがいたなぁ。美雪や香奈子だって結婚したのに。やっぱ私は仕事人間なんだろうな。

「ただいまー」
「お帰り、寛子。」博史さんが答えてくれる。これが一番幸せ。それから、
「飲み過ぎちゃった。水ちょうだい。」
少しあとて博史さんが水を持ってきてくれる。バケツにたっぷりの・・・バケツ!?
案の定頭から浴びせられる。びしょびしょだ〜。
「や、そうじゃなくて、飲みたいんだよ。水。」
またバケツで持ってくる。私は顔を上に向けて、顔から水を浴びる。少しむせながらまた言う
「や、だからコップでさ」
ビールジョッキに水を入れて持ってきて、やっぱり頭から浴びせられる。もうぐしょ濡れ。
「頭からじゃなくて、飲みたいの!」
またビールジョッキで持ってきて、水を顔に叩きつけられた。
「そうそう、こうやって滴る水を飲んで潤す・・・ってなんでやねーん」
すぐさま頭からバケツの水が注がれる。もうさすがに濡れてないところはない。微妙な空気にした罰だ。
ようやく水を渡される。ただしバケツにくまれていた。とりあえずすこし飲むと、残りを頭から自分で浴びる。

「ふぅ。ありがと。」
といい、下を見る。ずぶ濡れになった服が体に張り付いている。
「あれえ?なんで私ずぶ濡れなんだぁ?」と言って、お風呂に服のまま飛び込んだ。



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